父の心尽くし
毎年、年末に実家からお餅が届く。
お雑煮用の丸餅と、焼いて食べる切り餅とかき餅の3種類。
お餅屋さんに材料を持込んでついてもらっている。
一番たくさん送ってもらうのは、夫も楽しみにしている『かき餅』。
『かき餅』は、お豆や昆布、稗や粟などお餅に混ぜ込むものは色々。
お豆は硬くなるし、ポロッとお餅から外れたりするので、
最近はお気に入りの昆布のものだけをお願いしている。
年々増える娘の我儘な注文に応じて
かき餅に入れる昆布を鋏で細かく切り刻むのは父、
そして成型されたお餅を1切れ約15ミリ厚さに丁寧に切るのも・・
父の年末の仕事なのだ。
「昆布、切らんならん。」
退院を待ちわびる父が何度も言っていたと、母から聞かされた。
改めて昆布を切る父の手間と、母に任せたくない父のこだわりを思った。
父の心尽くしの昆布のかき餅を食べることができるのは
とてもシアワセ・・ほんとうにありがたいことだ。
お雑煮用の丸餅と、焼いて食べる切り餅とかき餅の3種類。
お餅屋さんに材料を持込んでついてもらっている。
一番たくさん送ってもらうのは、夫も楽しみにしている『かき餅』。
『かき餅』は、お豆や昆布、稗や粟などお餅に混ぜ込むものは色々。
お豆は硬くなるし、ポロッとお餅から外れたりするので、
最近はお気に入りの昆布のものだけをお願いしている。
年々増える娘の我儘な注文に応じて
かき餅に入れる昆布を鋏で細かく切り刻むのは父、
そして成型されたお餅を1切れ約15ミリ厚さに丁寧に切るのも・・
父の年末の仕事なのだ。
「昆布、切らんならん。」
退院を待ちわびる父が何度も言っていたと、母から聞かされた。
改めて昆布を切る父の手間と、母に任せたくない父のこだわりを思った。
父の心尽くしの昆布のかき餅を食べることができるのは
とてもシアワセ・・ほんとうにありがたいことだ。
by nonisaku-hana
| 2009-12-19 23:04
| 故郷