一輪のシアワセ

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SP(模擬患者)の活動から  ~わたしのバイブル~

SP(模擬患者)デビュー以来、
大学からお声がかかる度に活動を続けてきました。
それは、SPとしての経験を積ませていただける貴重な学びの場です。

「よりよき医療コミュニケーションを求めて」
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昨年の秋、この本の著者であるSPの先駆者、前田純子さんとの出会いに恵まれました。

第3期SP養成講座の最終回、
「患者になりきった」前田さんと学生さんの素晴らしいセッションを目の当たりにして心がふるえました。
患者さんの心情が、切ないほどに、胸に響いてきたのです。

SPって素敵!
追いかけたい背中を見つけたような嬉しさが湧きあがった瞬間でした。

それまでのわたしは、SPの「真似ゴト」をしていたにすぎなかったことにも気づきました。
矛盾するような表現かも知れないけれど
わたしはわたしでいいんだ・・だから・・自分の日常が大事なんだ・・と改めて感じました。
相手以前に自分と丁寧に向き合わなくては、そう、問われるのは、自分自身なのだと。

あの日から
「よりよき医療コミュニケーションを求めて」は、
わたしの大切な一冊、駆け出しSPのバイブルとなりました。


なかなか書けなかったSPの話題。
まだ続く予定ですので、お付き合いくださいね。
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by nonisaku-hana | 2012-02-13 23:45 | challenge

SP(模擬患者)デビュー

*この窓辺のベッドの方が・・リラックスできたかな~?
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今日の「インタビュー演習」は学生さんがセッションごとにローテーションしてベッドを移動し、違うSPを経験する授業だった。

a0125343_1482676.jpg内容は下記のとおり。

1セッション(17分)
・インタビュー:5分
・振り返り:12分
  1.感じたことをメモする:2分
  2.インタビュアー(学生)の振り返り:2分
  3.観察者(学生)の感想:4分(3~4人)
  4.SPの感想:2分
  5.教員の感想:2分


SPは6人・・「岡山SP研究会」からのゲスト4人と
養成講座修了のHさん(男性)とわたし。全員が6チームのインタビューを受けたのだった。

いよいよ・・
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by nonisaku-hana | 2009-11-17 21:25 | challenge

岡玲子 66歳 独り暮らし

一昨日、6月から受講していたSP(模擬患者)養成講座修了証を手にすることができた。

*学び舎  素敵な中庭を・・撮り損ねて残念!
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その日は、「SP参加型のシュミレーション教育について」をテーマとするコミュニケーションセミナーを座学と実習で3時間受講。
岐阜大学の医学教育開発研究センター教授の藤崎先生の講義はとても解りやすく充実していて、
それだけに模擬患者の担う役割の重さ、難しさ・・改めて実感した。

何より、患者として感じたことを学生さんにどうフィードバックするかが問題となる。
演じることで精一杯ではいけない。
SPは演技力よりコミュニケーション能力が問われるのだ。

*実習室の窓からのプラタナス  肉眼ではたくさんの実が見えるのに・・

a0125343_11324086.jpgいよいよ来週、看護学生さんを相手に本番デビューである。パジャマを着てベッドに横たわる。

わたしは岡玲子(66歳)、無職。夫を亡くし独り暮らし。控えめな性格だが、理性的な女性。
長男夫婦は東京、次男夫婦は広島在住。来週、弟と同居している実母を引き取る予定だった。

近所の医院で風邪薬を処方されたが良くならず、病院の検査で重度の貧血か白血病の疑いありと告げられ緊急入院。
ようやく病室でだるい体を横たえたところへ担当の看護師登場・・。

さて、どんな会話が展開されるだろう。どんな学生さんとの出会いが待っているだろう。。。

チャレンジの第一歩、勇気を出して踏み出そう!
若い学生さんと一緒に学ばせてもらう機会を与えていただける・・シアワセである。
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by nonisaku-hana | 2009-11-11 22:06 | challenge

野の花診療所

何度も観たい映画があるように、何度も読みたい本が、いろいろあります。

何度も読みたくなる作家の一人であり、何度読んでも、読むだびに涙し、温かい気持ちにさせてくれる本に・・・徳永進医師のものがあります。少し行き詰まったとき、心がささくれたと感じるとき手に取りたい本があることは幸せなことです。

徳永医師の著書は、医療の現場で見つめたこと、関わった患者さんや家族のエッセイに留まりません。が、とりわけ患者さん一人ひとりに寄り添う先生の眼差で切り取られ、(患者さん自身の言葉で)語られる、一人ひとりの命の重さ、その人々の人生の豊かさに、わたしはいつも心を打たれます。平凡なわたしたちの人生の最期に光が当てられることは、そうそうあることではありません。それゆえに彼等の「死」を通しての「生」を身近に感じ、飾らないありきたりの日常の大切さや、ありがたみがストレートに迫ってくるのかも知れません。

総合病院の勤務医だった徳永医師は、2001年鳥取市内にホスピスケアのある19床の「野の花診療所」を開設されました。いつかそんな時が来るのでは、とぼんやりと思っていたことが現実となって、しかも、その新しい診療所の名が「野の花診療所」と知ったときは、あぁ・・・と、合点がいったと同時に、とても嬉しかったものです。(居心地のよい診療所の空間、温かい取り組みはHPで見ることができます)

診療所開設の経緯に触れておられるエッセイから、その一節を紹介します。

エッセイ「野の花の一日」第1回 「空に帰る (HPより抜粋)

何かふに落ちないことがあるのは確か。現代の社会に。教育や行政や医療に。ふに落ちないなら、自分にふに落ちることをやってみろって、誰かが言ってくる。それに答えるしかない、と思っていた。

模擬患者(SP)養成講座(第2回)を受講した丁度今日、「あるがまま」さんの記事に「寄り添う」ことが書かれていました。それにまつわることを、書いてみたくなりました。今日は長女の誕生日だったので、ささやかなケーキの写真を用意していましたが。

徳永医師の患者さんに「寄り添う」姿は、一読者であるわたしにまで寄り添ってもらえているような安心感を与えてくれました。医療者が援助者であるために、患者の立場からの要求とは別のかたちで、何かわたしなりの関わりができないか・・・そう考えて受講を決めた自分の中に、乳癌を患った親友とともに語り合い考えたこと、そして徳永医師の存在も大きいことを、今日はまた改めて強く感じています。いつか時間をかけて書きたいと思っていた「野の花診療所」が、思いがけず今日になりました。時間ばかりかかって、もどかしいばかりです。自分の日常のなかで「寄り添うこと」が、とても難しいように。

野の花診療所HPには、エッセイ「野の花の一日」に続き、「野の花の人々」も綴られています。
どの章も、読みやすい、やさしい文章です。
http://homepage3.nifty.com/nonohana/index.html

「がんばらない」が大きな話題になり、「あるがままを受け容れる」ことにも触れられている鎌田實医師の情報も加えてみました。図書館で本の予約の順番待ちをしたあれから・・・もう10年近くも経ったのかと驚かされます。
http://www.sut-tv.com/terakoya/kougi/no1350/kougi.htm

鎌田實公式HP(コンテンツにブログもあります)
「あきらめない」には、血のつながっていないお父さんのことも書かれていて、これにも涙がとまりせんでした。。。
http://www.kamataminoru.com/

書いては消し、書いては消しの繰り返しの中で、20代後半で膠原病で亡くなったわたしと同い年だった友人のことを、久し振りに思い出しました。

「転院を薦められるけど、わたしは今の先生を信頼しているから、命が短くなっても最期まで先生に看て貰う」と彼女がわたしに打ち明けてくれました。若い男性医師で、年齢が近いせいもあってか「冗談を言って笑いあえる」とも聞いていました。回診時に挨拶程度で席を外していたので、お顔も思い出せません。ただ、今でも患者さんとそんなやり取りや信頼関係が結ばれていて欲しいと願わずにはいられません。


そして今日、乳癌検診結果が届きました。
「判定は異常なし」とあっても、少しの間わたしのドキドキは治まりませんでした。
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by nonisaku-hana | 2009-07-24 23:26 | books

模擬患者(SP)養成講座

 *広場の中心 シンボルツリー  久し振りの雨で、今日は広場全体が潤っています。
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6月26日(金)17時30分~ 島根県立大学出雲キャンパスで 模擬患者養成講座を受講しました。
5回で段階的に学びますが、定員20名のところ初日は7名でした。
次回からでも参加できる方があればお誘いを・・・とのことでしたのでご紹介します。

http://www.u-shimane.ac.jp/13cooperationcenter/32izumo_open_lec/file/09koukai.pdf

模擬患者とは、
医療におけるコミュニケーション力を高めるためのお手伝いをするための患者役を演じる人のことです。わたしの下手な説明より下記HPが解りやすのでご覧下さい。

模擬患者とは

インフォームドコンセントからインフォームドチョイスへと
医師から充分な説明を受けて、自らが治療法を選択しなけらばならない現在
患者も自分の病気やその治療法などの情報を持つことが重要になっています。
そして、コミュニケーション力もまた医療者・患者双方に不可欠でしょう。

あと4回の受講で、果たしてお役にたてるようになれるものか・・・

夕方だったので学生さんの姿はまばらでしたが
初めて看護学の学び舎を訪れたことは、新鮮な気分でした。

次回の受講は7月24日、今度は写真で紹介します。
どなたかとご一緒できたらうれしいです 001.gif
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by nonisaku-hana | 2009-06-29 21:59 | challenge
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花鳥風月を友とし、ささやかな幸せを喜び感謝するわたしの大切な日々。


by nonisaku-hana
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